1845年にアドルフ・ランゲは、懐中時計を製作するための工房をグラスヒュッテの町で初めて開きました。 その後100年以上にわたりその工房では、最高の精度と美しい仕上げ、そして革新的な技術が光る懐中時計の名作が生み出されるようになります。 そのような懐中時計を最善の形で整備し、修復するのは、そのために特別な訓練を受けたA.ランゲ&ゾーネの時計師マイスターたちにとって、最も名誉ある仕事のひとつです。
精度、完璧の追求とオリジナルの再現
A.ランゲ&ゾーネの懐中時計は、単なる高級ヴィンテージウォッチではありません。 そのひとつひとつが文化の歴史そのものなのです。 そのため整備や修復にあたっては必ず、できるかぎりオリジナルの素材を残すように務めます。
しかし同時に、修復の終わった時計は、視覚的にも技術的にも完璧で、まるで昨日製作された時計であるかのように思える状態でなくてはなりません。 修理に使うことのできるオリジナルの交換部品は、ほとんどの場合存在しないため、傷んだ部品があると、オリジナルに忠実に、昔と同じ方法で新しく作り直す必要があります。 懐中時計の修復も、文化財の修復と同じように、オリジナルの性格と特徴を守ることが大切だからです。
手間と時間をかけた懐中時計の修復作業
A.ランゲ&ゾーネの懐中時計を完璧なオリジナルの状態に戻したという時には、まず鑑定のためにその時計をA.ランゲ&ゾーネの工房までお送りいただく必要があります。 鑑定の結果、そのヴィンテージウォッチに、A.ランゲ&ゾーネのムーブメントと純正プレシャスメタルケースが使われていることが確認された場合にのみ、修復が可能です。
その場合には、ムーブメントとケースを完璧な形で修復し、ダイヤルを徹底的に清掃します。 交換部品をその都度個々に製造しなくてはならないため、修復作業には最高で12ヶ月の期間を要することもあります。 そして最後に、新品同様に修復された懐中時計の出自証明書を作成します。
A.ランゲ&ゾーネの懐中時計修復に関するお問い合せ
A.ランゲ&ゾーネの懐中時計の出自証明書