ランゲ自社製ムーブメントの精度。そしてその創作者。

 ムーブメントの一次組立とは、すべての機械部品が完璧に機能するように、相互に調整し、設定してゆく、複雑極まりない時計の創造行為であるといえます。 すべての部品が完全に調和して初めて、長年にわたって最高の精度で時刻を表示し続けることができるのです。

 したがって一次組立は、A.ランゲ&ゾーネにとって決定的な重要性をもつ工程です。 その作業はいくつかの手順を踏んで進められ、それぞれ専門の訓練を受けた時計師が、まず個々のメカニズムを組み立ててゆきます。 たとえば、巻上げ機構や、輪列などを別々に組み立てるのです。 そして最後に、すべてのメカニズムをひとつにまとめて、正確に機能するムーブメントを作り上げます。

A.ランゲ&ゾーネのマイスターたちの仕事場拝見

 A.ランゲ&ゾーネの1815を例にとって、巻上げ機構、輪列、脱進機、3/4プレートの組立・分解の手順を紹介します。

巻上機構の組立 (WMV 82.0 MB)
輪列の組立 (WMV 31.0 MB)
脱進機の組立 (WMV 57.0 MB)
3/4プレートの組立 (WMV 70.0 MB)