1815クロノグラフ ホワイトゴールドモデル

1815 - 個性溢れるタイムピース

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1815 - 個性溢れるタイムピース

 1815はアドルフ・ランゲに捧げる時計です。 この時計の名前はドイツ精密時計製造業を興したアドルフ・ランゲの誕生した年を表しており、1815年前後に起きた歴史的な出来事なくして彼の人生を語ることはできません。

 その当時はさまざまな政治的動乱によりヨーロッパが大きく揺らいでいました。 そしてようやくウィーン会議でヨーロッパの新しい秩序が規定され、アドルフ・ランゲはその後訪れた平和な時代に育つこととなりますが、それは産業革命の影響が顕著となった時代でもありました。 優秀な技能者に対する需要が高まり、それを受けて開設されたドレスデン技術学校で彼は質の高い教育を受けることになります。 そして技術学校に通う傍ら宮廷時計師グートケスのもとで時計師の見習いとして働き、その勤勉さと才能を発揮したのです。

 また、彼には人を思いやる豊かな人間性が備わっていました。 エルツ山地の困窮をみかねて、人々に仕事と生活の糧を与えるためエルツ山中の町に時計工房を創業したのもそのためで、それがやがて発達するドイツ精密時計製造業の始まりとなりました。 その功績が認められて後に貴族の称号が与えられるという話が持ち上がった時、それをつつましくも辞退した彼の「人の高貴さはその行いにあり」という言葉にその人柄がにじみ出ています。