最高の精度をもたらす職人の技
ダトグラフは時計製作技術の金字塔。その製作には想像を絶するほどの高度な職人の技が必要とされます。 この時計のムーブメントは根本から新たに設計し直したものです。 それ自体が極めて複雑なクロノグラフ機構に加えて、 特許技術のランゲアウトサイズデイトも搭載されています。 ダトグラフという名称の「ダト」 (=デイト) はそのアウトサイズデイト表示機能を、 そして「グラフ」がクロノグラフを意味しているのです。
ムーブメントの部品には手作業による微調整が行われ、それぞれの部品がお互いに調和して完璧に機能するまで調整を重ねます。 その際に特に注意が必要なのはクロノグラフのメカニズムです。 コラムホイールによって制御されるいくつものレバーを、それにつながる次の部品の接合面に合わせてひとつひとつ調整しなくてはなりません。 しかし同時にメカニズム全体への影響も常に考慮する必要があります。 ひとつのレバーのあそびが大きすぎるだけでも、力の伝達に悪い影響が生じる可能性があるからです。 長年の経験に培われた鋭い勘、そして執拗なまでの再点検作業があってはじめて、最高で556個もの部品がやがて正確かつ潤滑に機能する精密なひとつのムーブメントとなり、その気の遠くなるような作業には場合によっては数ヶ月もの時間がかかります。 |

