トゥールボグラフ “プール・ル・メリット”

165年記念エディション

 2010年には、ある歴史的な出来事から165年目を迎えます。1845年、フェルディナンド・アドルフ・ランゲが独自の時計工房をミュグリッツの谷に開きました。彼は、際立った謙虚さと強烈な完璧主義を兼ね備えた人物でした。工房創業によってアドルフ・ランゲは、その当時深刻だったふたつの社会問題に取り組もうとします。

 1845年には、産業革命が最高潮を迎えていました。製造や交通の技術が飛躍的な進歩をとげ、より正確な時間計測が必要になってきていたのです。しかしエルツ山地には、そのような進歩はまだ到来していませんでした。失業と貧困が、人里離れたこの地方には広がっていました。アドルフ・ランゲは、世界最高の時計を製作すると同時に、故郷ザクセンの人々に技術と生業を与えようとしたのです。

 この記念すべき年に、A.ランゲ&ゾーネは時計師ランゲ一族の祖アドルフ・ランゲに敬意を表し、「アドルフ・ランゲへのオマージュ」エディションを発売します。トゥールボグラフ "プール・ル・メリット" の新バーションとランゲ1・トゥールビヨン "アドルフ・ランゲへのオマージュ"、そして1815ムーンフェイズ "アドルフ・ランゲへのオマージュ"です。少数のみ限定の、アドルフ・ランゲもきっと満足したに違いない完璧なマスターピースが三モデル。その共通の目印となっているのは、まったく新種のゴールド素材で、極めて優れた硬度と、控えめで温もりのある色合いが特徴の、18Kハニーカラーゴールドです。