時計製造技術のさらなる進歩 - それは静止すること

 特許技術のトゥールビヨン用ストップセコンド機能も注目に値します。V字型のハックレバーを使ったこのメカニズムのおかげで、時計の時刻を秒単位で正確に合わせることができます。リューズを引き出すと、不規則な形状をしたハックレバーの2本のアームが伝統のチラネジテンプを押さえ、トゥールビヨンを停止させます。テンプの振れやトゥールビヨンのキャリッジの回転位置に左右されることなく、いつでも確実にテンプの動きを止めることができるのです。さらに、その際にヒゲゼンマイが有するエネルギーを維持することで、リューズを押し込んだ瞬間にテンプが自力で振動を再開します。ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダーのトゥールビヨン機構は、繊細極まりない芸術品です。 69個の部品が使用され、重量は僅か0.5グラム足らずに過ぎません。