焼失をまぬがれたインスピレーションの源

 デザインの面では、リヒャルト・ランゲ "レフェレンツウーア" には、スモールセコンドがオフセンターに配置されており、これは当時の標準時業務で使用されていた懐中時計からインスピレーションを得たものです。その代表的なものが、写真のJ.H.ザイフェルト作懐中時計第8号で、1811年に製作されました。この時計もスモールセコンドがオフセンターになっていますが、その場所は2時の位置となっています。第二次大戦の火災により、この時計は危うく破壊されてしまうところでした。