考え尽くされたメカニズム - その設計に光る美的センス

 この自動巻きキャリバーL086.2の動力源は、プラチナ製の分銅を使った片方向巻上げ式でゴールドプレート仕上げのセンターローターです。ボールベアリング式の減速機構が、摩擦によるエネルギーの損失を最小限に抑えて、ローターのエネルギーを香箱に伝達します。このような機構により、最大72時間までのパワーリザーブを確保することが可能となります。ローターが半円形になっているので、ニバロックス製ヒゲゼンマイを使用した耐震機構つきチラネジテンプと、ハンドエングレービングが施されたテンプ受け、スワンネック型緩急調整装置からなる貴重な脱進機を見ることができます。