| ランゲウォッチ1個を製作するのにかかる時間は? |
| 1994年にランゲ復興後初のランゲウォッチを発表して以来、これまでにランゲは24種類の高精度ムーブメントを開発してきました。ムーブメントは、それぞれが異なる部品を用いた特殊な構造となっているため、部品製造・表面加工・組立・調整・検査という各工程に必要な時間にはモデルごとに大きな差があり、その結果時計の製作全体にかかる時間も違ってきます。たとえばランゲ1の場合には、部品の製造から時計の出荷までにおよそ6ヶ月かかります。数年間の月日が費やされた開発期間は、もちろんこれには含まれていません。 |
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| ランゲウォッチはどれも一品物なのですか? |
| ランゲウォッチはオーダーメイドではありませんが、それぞれが一品物といっても決して間違いではありません。というのも、熟練エングレーバーがフリーハンドで装飾を施したテンプ受けには、ふたつと同じものがないからです。また、時計に使用されている部品はすべて、相互に調整されているため、たとえば、ひとつのランゲウォッチのテンプをそのまま別の時計に使うことは、たとえ同じモデルであってもできないのです。 |
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| ランゲウォッチはどこが特別なのですか? |
| A.ランゲ&ゾーネには栄光の歴史があります。そして、その輝かしい過去を基盤として生まれたのが、A.ランゲ&ゾーネの格調高い腕時計の数々です。かつて、A.ランゲ&ゾーネの懐中時計といえば、誰もがあこがれる世界の名品のひとつでした。復活後の新生ランゲでは、新しいモデルには必ず自社開発の新型ムーブメントを開発するという方針をとっています。それぞれの時計のケースにぴったりとフィットする形状のムーブメントを、ランゲウォッチだけのために設計するのです。また、新開発ムーブメントの中には数多くの伝統技法が採用されており、昔ながらの技巧が見事に蘇っています。たとえば、素材の表面をそのまま生かした洋銀製の3/4プレートや、ビス止め式のゴールドシャトンなどがその例です。ランゲウォッチには、伝統技法とならんで実用性の高い新開発技術も数多く取り入れられています。その代表的なものが、特許技術のアウトサイズデイトと秒針位置合わせメカニズムであるゼロリセット機構です。また、すべての部品に手作業で入念な装飾と仕上げを施すのは、実に根気のいる仕事です。製造工程の最後に行われる厳しい検査に合格したランゲウォッチは、どれも"Made in Germany"の名に恥じることのない名品となります。 |
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| ランゲウォッチの年間生産量は? |
| ランゲウォッチの製造工程では、熟練技師による手作業が非常に高い割合を占めており、一年間に製作することのできる時計の数もごく限られたものになります。このような理由から、ランゲウォッチの年間生産量は数千本程度となっています。 |
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| ダイヤルに書かれている"Glashütte I/SA"というのはどういう意味ですか? |
| これはランゲウォッチの原産地を示す"グラスヒュッテ・イン・ザクセン"というドイツ語の略です。 |
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| ランゲウォッチは、クロノメーター認定書を取得していますか? |
| クロノメーター認定の歩度試験で要求される精度は、-4秒から+6までの範囲(1日の歩度平均)となっています。しかしランゲでは、長年の経験に基づき、最大でも-3秒から+7秒までの誤差が好ましいものとされています。また、ランゲの製品は"Made in Germany"のクオリティを代表するものと自負しておりますので、スイスのクロノメーター認定機関であるC.O.S.Cだけが発行しているクロノメーター認定書を取得する必要はないものと考えております。 |
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| ランゲがポケットウォッチの製作を再開する可能性はありますか? |
| ランゲはこれからも最高精度の機械式時計を愛する人たちのために、比類なき複雑機構や新開発技術を発表してゆきます。現在、すでに数年にわたって開発が進められているものもあります。ただし、その中に懐中時計が含まれているかどうかは、まだお話しできません。 |
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| ランゲのムーブメントに使われている部品で一番小さく軽いのは? |
| もっとも小さくて軽いムーブメントの部品は、テンプのチラネジに使われている薄いワッシャです。直径が0.4ミリ、高さ0.01ミリで、重さは8マイクログラム(0.000008グラム)あります。別の言い方をすれば、ワッシャが125000枚で1グラムの重さになるということになります。 |
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| ランゲのムーブメントに使われている部品で一番大きく重いのは? |
| もっとも大きくて重いムーブメントの部品は、受け板のプレートです。ランゲ1に使われているプレートは直径が30.40ミリ、高さ1.40ミリで、重さは5.42グラムあります。 |
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| ムーブメントで一番小さな穴は? |
| 一番小さな穴は、緩急針(スワンネック緩急調整装置の一部)に開けられているもので、直径0.12ミリです。 |
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| 部品数のもっとも多いランゲのムーブメントは? |
| ダトグラフ・パーペチュアルのムーブメントです。556個の部品が使われています。それに次いで部品数が多いムーブメントには、部品数478個のランゲマティック・パーペチュアルと、部品数がいずれも465個のランゲ・ダブルスプリットとトゥールボグラフ"プール・ル・メリット"があります。チェーンの部品もひとつひとつ数えるとすると、トゥールボグラフの部品数はなんと1097個になります。 |
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| 脱進機と振動機構によって時間が分割される、周期性と等時性のメカニズムについて教えてください。 |
| アンクルとガンギ車を合わせて脱進機と呼び、テンプとヒゲゼンマイが振動機構にあたります。脱進機は、輪列が無制御に回転してしまうのを防ぐ役割を果たし、輪列の回転運動を振幅運動に変換します。その結果として輪列が、厳密な計算に基づいた振動機構の均一な周期(等時性)にしたがって動き続けるのです。また、それと同時に香箱に蓄積されたエネルギーが脱進機を通じて振動機構に伝わり、その動力源となります。 |
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| ランゲウォッチの調整方法は? |
時計の調整とは、機械式時計の歩度を変化させるためのさまざまな方法を用いて、その精度の誤差が規定の許容範囲内となるようにする作業のことです。ランゲでは、昔から3つの段階による調整を行っています。最初に行われるのが、ヒゲゼンマイの長さを決めることになる緩急針の調整です。そのためには、ヒゲゼンマイを取り付けた後、主ゼンマイが完全に巻き上げられている状態で、6姿勢における歩度を測定しその平均を算出します。続いて、ゼンマイを巻き上げてから時計が丸1日動き続けたのと同じ状態にして、再び歩度の測定を行います。そして、ゼンマイが完全に巻き上げられている状態と比べて、平均した歩度の誤差が3秒を越えないように、緩急針を調整するのです。
次の段階として、テンプの重さをヒゲゼンマイの長さに合わせて調整します。そのためには、肉眼では見えないほどの小さなワッシャを一組ずつ、テンプの天輪についているチラネジに取り付けてゆきます。
最後に、少なくとも5姿勢でテンプのバランス調整を行います。これは、ひとつひとつのチラネジからほんの僅かずつ金属を削り取ってゆく作業です。最終的に姿勢差の和が1日に4秒未満となるようにバランスを調整します。時計の第一次組み立ての際に行われる調整作業には、平均して2時間から3時間を要します。最後の微調整(ムーブメントの第二次組み立て完了後)では、テンプのバランスをほんの僅か修正するだけです。 |
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| 新しい時計で気をつけなければいけないことは? |
| お買い上げになったばかりの新しい時計の時刻を合わせる際には、時計のゼンマイがある程度巻かれていることをご確認ください。ゼンマイを巻かずに時刻を合わせると、ムーブメント内の輪列がゼンマイのバネの力による抵抗のない状態で自由に回転することになり、正確な歩度を維持するために必要な潤滑油がはがれ落ちてしまうことがあります。初めて時刻を合わせる時には、必ずその前にゼンマイを巻くようにしてください。 |
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| ランゲウォッチには、自動車のように慣らし運転期間が必要ですか? |
| 必要ありません。ランゲウォッチは、すでに出荷の時点で十分な慣らし運転を終えています。 |
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| 手巻き腕時計のゼンマイはどうやって巻けばよいのですか? |
| 時計のゼンマイを巻くには、リューズを親指と人差し指でつかみ、落ち着いた均一な動きで巻いてください。巻き上げる時に、リューズに無理な力がかからないようにご注意ください。 |
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| 手巻き腕時計のゼンマイはどのぐらいの頻度で巻けばよいのですか? |
| 時計を毎日着用しているのであれば、毎日同じ時間に巻くのが一番良い方法です。そうすれば、時計の動力の強さが常にほぼ同じ状態に保たれるからです。ゼンマイが完全に解けた状態に近づくと、動力が弱まって時計の遅れにつながります。 |
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| ゼンマイの巻上げが完了したことはどうしてわかるのですか? |
| リューズを回したときに強い抵抗を感じたら、時計の巻上げは完了です。それ以上リューズを回すことはできません。無理に力を入れて回そうとすると、ゼンマイが切れることがあります。ゼンマイを完全に巻き終えたら、リューズを一回転逆方向に戻しておくことをお奨めします。 |
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| ランゲマティックのような自動巻きの時計のゼンマイを巻く方法は? |
| ランゲマティックをしばらく使っていなかった場合には、リューズを20回程度回して起動時に十分なパワーリザーブを確保することをお奨めします。 |
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| アウトサイズデイト表示の調節に関する注意事項は? |
| 20時から午前1時までの間は、アウトサイズデイト修正ボタンを操作しないでください。日付ディスクが動き出すのは24時を過ぎてからですが、日付の切替えプロセスはすでに見えないところで始まっています。ディスクが回転し始めてから日付が変わるまでには約40分かかります。 |
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| 時計を使わないで保存する時の注意事項は? |
ムーブメント内に凝結水が生じることを防ぐため、腕から取り外したばかりの時計を非常に寒いところに置いておくことは避けてください。 機械式時計は、直接日光のあたらない場所に保存する必要があります。その理由は、ムーブメントが極度の高温にさらされると、軸受けから潤滑油が流れ出す可能性があるからです。 |
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| 時計を長期間保存する場合の注意事項は? |
| 通常であれば、機械式時計を長期間保存しても悪い影響が生じることはありません。ただし、潤滑油の特性を維持するため、少なくとも月に一度はゼンマイを巻くようにしてください。時計をほとんど使用していない場合でも、5年に一度はムーブメントの点検を行って、潤滑油を交換する必要があります。たとえば金庫など、埃の少ないところに保存するのが理想的です。 |
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| 時計の点検は、どの程度の周期で必要ですか? |
| 少なくとも3年(着用頻度が高い場合)から5年に一度は、点検のために時計をサービスセンターにお持ちいただくことをお奨めします。 |
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| 時計の点検はどこに依頼すればよいのですか? |
| 点検の際には、A.ランゲ&ゾーネ正規取扱店に時計をお持ちください。正規取扱店にランゲの特別な訓練を受けた時計技師がいる場合には、取扱店にて点検を行います。それ以外の場合には、取扱店がサービスセンターまたはグラスヒュッテ本社工房に時計を送ることになります。 |
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| 点検ではどのような作業を行うのですか? |
| まず、ムーブメントを完全に分解して清掃します。そして時計技師が、ひとつひとつの部品に摩耗がないかどうか確認し、問題がある場合には部品を交換します。再び注油およびグリースの塗布を行って、ムーブメントを組み立て、調整します。再組み立ての際にはケースのパッキンを交換し、防水試験を実施します。最後に、ケースとバックルを研磨して、小さな傷などを除去します。 |
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| 時計の点検にはどのぐらい時間がかかるのですか? |
| ランゲウォッチの点検作業には高い技能と極度の綿密さが要求されるため、時計がお手元に戻るまでには6週間程度かかることがあります。 |
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| ケースについた傷を取り除くことはできますか? |
| 小さいものであれば点検の際に問題なく取り除く(研磨による除去)ことができます。その際のケース素材と重量の減少はごく僅かに過ぎません。 |
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| ランゲウォッチの保証期間は? |
| ランゲは、法律の規定に基づいて購入日から2年間の保証を行います。 |
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| 保証を受けられるのはどういう場合ですか?注意事項は?どこに依頼すればよいのですか? |
保証の対象となるのは、製品の材質上および製造上の欠陥についてです。保証期間終了後の修理には修理費用がかかります。 保証が有効であるためには、時計に係る作業はいかなるものもランゲサービスセンターが請け負う場合に限られます。
保証サービスを受けるためには、お客様にランゲ正規販売店が作成し、日付入りで、その店のスタンプがあり、かつ署名入りの保証書を提示していただく必要があります。
保証は、紛失、盗難、火災による不具合や損害を補償するものではありません。また、意図的な誤用や過失、あるいは偶然なる事故に起因する不具合や損害も保証いたしかねます。さらに、不適切な使用(強打、へこみ、つぶれなど)、通常の自然損耗、改変、ランゲサービスセンター以外の者による分解または修理、もしくはランゲ推奨部品以外の部品の使用により生じた不具合や損害も保証いたしかねます。シリアル番号が削除された時計も保証の対象外となります。 |
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| ランゲウォッチの耐用期間はどのぐらいですか? |
| 時計を大切に扱って、定期的に点検を行えば、何代にもわたってランゲウォッチをご愛用いただけます。 |
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