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初のランゲ“大使館”がドレスデンにオープン
2007年9月11日
伝統のブランド、A.ランゲ&ゾーネがその精密時計製作の技法を工房以外でも体験してもらえるようにと考案した新しいセールスコンセプト、ランゲ・ブティック。その第一号ブティックが2007年9月8日、ドレスデンのTöpferstrasse 8番にオープンし、A.ランゲ&ゾーネのCEOファビアン・クローネによるオープニングセレモニーが行われました。新しく誕生したこのランゲの空間には、時の精神が宿っています。このブティックは、A.ランゲ&ゾーネの歴史と伝統やブランドの理念を肌で感じることのできる特別な場所なのです。ザクセンの州都ここドレスデンで、A.ランゲ&ゾーネの歴史が今から180年前に始まりました。ちょうどその頃、現在のドレスデン工科大学の前身であるドレスデン技術学校が創設され、フェルディナンド・アドルフ・ランゲはその学校で教育を受けることになります。また、当時の数学・物理学サロンで技匠を勤めると同時に独自の工芸時計工房を営んでいた宮廷時計師ヨハン・クリスティアン・フリードリッヒ・グートケスとの出会いも、ここドレスデンでした。そして、その娘アントニア・グートケスと1842年に結婚することにより、フェルディナンド・アドルフ・ランゲは、当時の職人の世界の慣習に従って、時計作りの奥義を伝授してもらった師匠と姻戚関係を結ぶことになりました。
 ブティックの内装は、最高のクオリティを追求したものです。インテリアや内装デザインには、高度な伝統技法と最先端をゆく新開発技術の融合を目指すA.ランゲ&ゾーネの時計と同じ精神が息づいています。店内の隅々にまで、A.ランゲ&ゾーネの「伝統の進化形」という理念が形になって表れているといってもよいでしょう。壁にはランゲのイメージカラーであるグレーに統一した木材と、それとは対照的な色合いのアカシア材が使用されています。壁の中には、最新の通信技術や展示およびセキュリティ関連の設備が隠されています。ディスプレイウィンドウと床には、聖母教会に使われているのと同じ明るい色のサンドストーンを採用。貴重な時計が収められているコレクション用の引き出しは、前面がマイセン磁器製のプレートになっています。VIPルームは、やはりマイセンの磁器工房が製作したオリジナルデザインの壁画で飾られており、時計のムーブメントのモチーフが手で描かれています。特殊な技術を用いた鏡には、フェルディナンド・アドルフ・ランゲの「旅の記録」に書き込まれているスケッチなどが映し出され、伝統の装飾技法を彷彿とさせる天井の装飾と印象的なコントラストを成しています。もちろん、高度な時計製作技法をご自分の目で“体験”することもできます。ランゲのマイスター時計技師が実際に店内で時計の点検や検査作業を行う様子を見ることができるのです。
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