現在、国際的なクラシックカーコミュニティでは、注目のイベントが新たなに予定されています。2024年7月26日、27日、今回初めてドイツ テーゲルンゼー湖畔にて、コンクール・オブ・エレガンスが開催されます。このヴィンテージカーのイベントは、イギリス コンクール・オブ・エレガンス主催でハンプトンコート宮殿にて行われ、2018年からA.ランゲ&ゾーネがスポンサーを務めています。今回、グラスヒュッテのマニュファクチュール、A.ランゲ&ゾーネもドイツで開催される同イベントに参加し、この特別な舞台で高級時計製造の芸術性を披露します。
バイエルンアルプスの麓に佇む14世紀の印象的な荘園からは、テーゲルンゼー湖の息をのむような眺めを誇ります。2024年7月26日と27日の両日、ここで約50台の希少価値の高い自動車を間近で鑑賞することができます。また、スペシャリスト コンクールやカークラブの希少な車150台も展示されます。
時計製作技術とモータースポーツの魅力的な関係
この自動車イベントは、A.ランゲ&ゾーネのクラフツマンシップに光を当てるのにふさわしい舞台でもあります。6つのウォッチファミリーから厳選されたモデルが、グラスヒュッテのマニュファクチュールの世界を巡る旅へと観客を誘います。クロノグラフがイベントの主役となることには、なんの驚きもありません。それは、クロノグラフが、精密な計時とモータースポーツの歴史的なつながりを象徴するものだからです。A.ランゲ&ゾーネのクロノグラフは、その卓越した技術と美しさにより、25年にわたってフラッグシップモデルであり続けています。
1999年に発表され、高い評価を得たダトグラフは、後に続く合計13の画期的なモデルの先駆けとなりました。これを記念して、A.ランゲ&ゾーネは、今年ジュネーブで開催された時計見本市、ウォッチズ&ワンダーズにて、この機械式時計の傑作を魅力的に解釈した2つのモデル、ブルーダイヤルを備えたホワイトゴールド製ダトグラフ・アップ/ダウンと、ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン・ハニーゴールド “ルーメン”を発表しました。
テーゲルンゼー湖に集う自動車と時計の芸術作品
ハンプトンコート宮殿で開催される「コンクール・オブ・エレガンス」と同様、ドイツで初めて開催される「コンクール・オブ・エレガンス」は、国際的な観客を対象としており、世界中から最も重要なコレクターが集まり、華やかな雰囲気の中で愛車を讃えます。また、両イベントに共通しているのは、総合優勝者は審査員によってではなく、車のオーナー自身によって選ばれるということです。
A.ランゲ&ゾーネ マニュファクチュールから寄贈される賞は、自動車の傑作を維持するために費やされた非常に長い年月に対する対価を象徴しています。それは、先駆的な技術と伝統的な職人技に対する感謝の思いが、この文化遺産を後世に残していこうとする姿勢に特に表れています。これは、モーター駆動の芸術品にも、腕に着ける芸術作品にも当てはまります。
「A.ランゲ&ゾーネの時計芸術作品は、テーゲルンゼー湖畔に展示される自動車の傑作を見事に引き立てます」とヴィルヘルム・シュミットは強調します。「ドイツ、コンクール・オブ・エレガンス 第1回大会に、後援パートナーとして参加できることを光栄に思います。「既にA.ランゲ&ゾーネの時計が高い評価を受けているハンプトンコート宮殿 コンクール・オブ・エレガンスとの成功を収めたパートナーシップを、次はこの地で続けます。」とシュミットは語ります。「私たちにとって特に喜ばしいのは、新たなコンクール・オブ・エレガンスが、私たちのマニュファクチュールのルーツである国で開催されることです。特にドイツは、その技術の芸術性と自動車への情熱で世界的に有名ですから。」