ザクセン・スイスの景観―A.ランゲ&ゾーネの故郷

私たちは持続可能性を重視します

数百個もの部品一つひとつに手作業で心を込めて装飾を施し、組み立てて、1本のランゲウォッチができあがります。私たちは、これら部品を作るにあたり、原料を国際的に適用されているガイドラインに則って使用するよう心がけています。A.ランゲ&ゾーネの時計は、手入れを怠らず丁寧に使用すれば何年も何十年も動き続けると、自信を持って言うことができます。ランゲウォッチの保証対象になっている部品は、長期的にも再生産できるものばかりです。

彩り豊かなA.ランゲ&ゾーネのアリゲーターベルト

アリゲーターレザー

当社は国際爬虫類革連盟(IRV)の長年にわたる会員であり、ワシントン条約CITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)を厳密に遵守しています。当社のベルトの原料であるアリゲーターレザーはすべて、アメリカ合衆国内の養殖場から調達しています。養殖場では、法規定に従って飼育が行われています。また、レザーの取引も、国により厳しく規制されています。A.ランゲ&ゾーネの新品の腕時計のアリゲーターベルトには、種の保護タッグが付いています。このタッグに記載されている登録番号をもとに、輸入時に税関検査が行われ、製造者まで完全に追跡できるようになっています。

ダイヤモンドをセッティングしたホワイトゴールド製ケースにマザーオブパール・ダイヤルを収めたサクソニア

RJC―責任ある宝飾のための協議会

非営利国際組織である「責任ある宝飾のための協議会」(RJC)には、世界中の時計宝飾産業を代表する企業が加盟しています。加盟企業は、そのサプライチェーン全体で厳しい規約を遵守することを義務づけられています。規約には、社会的公正、倫理性および環境に配慮した製造の仕方に関する決まりだけでなく、人権の保障についても言及されています。
 
当社は、RJCの正規会員としての責任を自覚し、規約に準じて貴金属と宝石を調達しています。納入業者との長年の取引により築き上げてきた信頼関係と、納入業者の請求書に産地証明が記載されていることを厳格に点検することにより、時計に使用する原材料(ダイヤモンド、ゴールドおよびプラチナ)の調達先が正規の業者であることを保証します。ダイヤモンドについては、重大な人権侵害で批判されているミャンマーおよびジンバブエのマランゲで採掘されたダイヤモンドは使用しないことを明言します。A.ランゲ&ゾーネが使用するダイヤモンドは、常に中立機関の品質検査を受け、認定されています。

A.ランゲ&ゾーネが新築した3棟目の工房建物(ドイツ・ザクセン州グラスヒュッテ)

環境に配慮した資源の取扱い

私たちは、エネルギー消費量を減らし続け、エネルギー収支を常に改善していくという目標を設定しています。その一環で、紙などの天然資源の無駄遣いをしないこと、責任を持って廃棄物を処理すること、そして資材や原材料を再利用するよう心がけています。さらに、私たちは優先的に地域内の業者と取り引きすることにより、環境保護に適ったロジスティクスを実践しています。
 
2015年には、A.ランゲ&ゾーネの新工房が竣工しました。できるだけ環境に優しい生産活動を実現するため、冷暖房および給湯に地中熱ヒートポンプを使用しています。この新工房では、地中熱とエコ電力でポンプを駆動させることにより、二酸化炭素を排出しないエネルギー利用を実現しています。そのために設備された地中熱利用システムは、新工房が竣工した時点では、ザクセン州で最大規模のものです。