サクソニア ウォッチファミリーの各モデルは、A.ランゲ&ゾーネの原点を、独自の方法で体現したタイムピースとなっています。マニュファクチュールの故郷にまつわる多くの価値観を融合させ、表現したウォッチファミリーです。ドイツ製ならではの明快で機能的なデザイン、技術的芸術性、そして独創性を兼ね備えています。
ラテン語の名称サクソニアが示すように、このウォッチファミリーはドイツ東部に位置するザクセン州に由来しています。 19世紀におけるA.ランゲ&ゾーネとザクセン王室宮廷との深い歴史的結びつきは、今日、さまざまな形で色濃く表れています。それは、一つひとつのムーブメントに注がれる職人の努力、細部に至るまで払われる細心の配慮、そしてどのモデルからも漂う独特の気品に、如実に表れています。
サクソニア ウォッチファミリーは、A.ランゲ&ゾーネの時計師の創造力、努力、そして情熱を体現しており、ドイツにおける精密時計製造の中心地であるマニュファクチュールの所在地、グラスヒュッテの精神を映し出しています。
一つのウォッチファミリー ‒ 三つのデザインコンセプト
1994年に発表された初代サクソニアは、マニュファクチュールの復活後、ドレスデン王宮で発表された最初の四つのコレクションのうちの一つでした。
現在、サクソニア ウォッチファミリーは、洗練されたエレガントなモデル、先駆的なダトグラフモデル、そして決して見逃せない、挑戦的な複雑機構を備えたモデルという、それぞれ独自の個性を備えた三つのシリーズで構成されています。これらすべてが、A.ランゲ&ゾーネの時計製造とデザインにおける卓越した技術の幅広さを体現しています。
控えめなエレガンス
これらのタイムピースは、機械式時計の本質的な機能に焦点を当て、優れた視認性と控えめなエレガンスを融合させています。その明快なダイヤル構成は、時代を超えて愛されるシンプルさが大切にされています。一見シンプルに見えるこうした時計こそ、A.ランゲ&ゾーネの時計師には細部に至るまでの完璧さが求められます。例えば、バトン型アプライドインデックスの精緻な仕上げや、手作業で磨き上げられた面取りなど、あらゆるディテールにこだわりが必要とされるのです。さらに、スリムなケースとラグが、格別な優雅さと軽やかさを添えています。
精巧に仕上げられ、二度組みされるこれらのタイムピースの心臓部である機械式ムーブメントにも、同じくA.ランゲ&ゾーネの時計師の情熱が注がれています。ここでは、グラスヒュッテストライプが施されたプレートやブリッジ、ブルースクリュー、あるいはハンドエングレービング入りテンプ受けといった伝統的な要素に焦点が当てられ、その職人技による完璧な仕上がりは、サファイアクリスタル製ケースバックから眺めることができます。さらに、目に見えるものからムーブメントの奥深くにあり、目に見えない場所のものにまで、すべての部品には特別な装飾とポリッシュ仕上げが施されています。
先駆的なダトグラフ
1999年に発表された初代ダトグラフは、自社で開発・製造された、マニュファクチュール初のクロノグラフムーブメントを搭載していました。今日に至るまで、それはクロノグラフの構造における基準であり続けています。ダトグラフは、マニュファクチュールが考案した数多くの傑出したクロノグラフへの道を切り開きました。それらは、時計製作の限界を超え、新たな道を切り開こうとする私たちの志を体現しています。その名称は、ランゲを代表するアウトサイズデイトとクロノグラフ機能の組み合わせに由来しています。
ダトグラフ シリーズは、その際立った個性的なデザインが特徴です。最適なバランスを保つダイヤル上で、アウトサイズデイトと、わずかに下方に配置された二つのサブダイヤルが、正三角形を描いています。
ムーブメントが独自の美しさで際立っているだけでなく、プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンターやフライバック機能などに代表される、数多くの精巧な技術も兼ね備えています。こうしたポイントにより、ダトグラフは数多くのファンの方々に愛されるタイムピースとなっています。
洗練された複雑機構
サクソニア ウォッチファミリーの3番目のモデルにおいて、A.ランゲ&ゾーネの時計師たちは、特に困難な構造上の課題や職人技に関する課題に毎回直面しています。こうした極めて複雑なタイムピースの中には、複数機構をいくつも搭載しているものもあるからです。
その好例が、ミニッツリピーター・パーペチュアルです。自社製のエナメルダイヤルの下に、永久カレンダーとミニッツリピーターが組み合わされています。これらの複雑機構はそれぞれ単独でも技術的な偉業ですが、さらにその二つを組み合わせることは大きな挑戦でした。この挑戦は、エンジニアだけでなく、時計師や仕上げ職人にも当てはまります。
さらに、このモデルシリーズには、精密時計製造における従来の常識に疑問を投げかけ、細かな複雑機構の限界を再定義する数多くのタイムピースが含まれています。例えば、トリプルスプリットは、秒、分、時の三つのラトラパント機構を備え、最大12時間までの比較計測や中間計測を初めて可能にし、ラトラパント機能を全く新しい次元へと引き上げています。
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