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ゼンマイの巻上げ状態が見える パワーリザーブ表示AUF/AB

A.ランゲ&ゾーネのパワーリザーブ表示AUF/ABには、長い伝統があります。かつての懐中時計やマリンクロノメーターなどのヴィンテージウォッチに搭載されていただけでなく、A.ランゲ&ゾーネが1879年に取得したドイツ帝国特許9349号にもこの表示方式が記載されています。
対象となった技術は「懐中時計のゼンマイが巻き上げられているか、あるいはほどけているか、またはゼンマイが完全にほどけるまで如何程の時間があるかを示す装置」です。こうしてランゲ独自のパワーリザーブ表示AUF/ABが正式に認定されました。

かつてのパワーリザーブの特許明細書

AUF/AB(アップ/ダウン)


パワーリザーブ表示はナビゲーションをはじめ科学的な用途に使用された精密時計では特に有用な機能でした。パワーリザーブ残量を表示し、巻上げ時期がきたことを知らせてくれます。完全に巻き上げられたことを示す「AUF」と、ゼンマイが完全にほどけたことを示す「AB」の文字は、A.ランゲ&ゾーネの時計を特徴付ける伝統要素の一つです。

 

 

パワーリザーブ表示

Display: Staying focused on power. The power-reserve indicator. Under a transparent representation of the LANGE 1 the power-reserve display mechanism is shown and correctly positioned. After removal of the watch outlines, the functioning of the mechanism during winding of the watch is shown. In the process, the power-reserve indication moves upwards from AB (DOWN) towards AUF (UP) At the end, the individual parts of the mechanism are named.

1815アップ/ダウンに搭載されているパワーリザーブ表示は、従来のように既存のムーブメントの上にモジュールを追加する方式ではなく、特殊設計の遊星歯車機構を用いてムーブメント内のわずかなスペースに直接組み込まれている点が特長です。この構造により、ムーブメントの薄型化が可能となり、ひいてはプロポーションのエレガンスが増すことになります。この設計は、A.ランゲ&ゾーネの創業者フェルディナント・アドルフ・ランゲの孫にあたるオットー・ランゲが1940年に取得した特許に基づくものです。

1815アップ/ダウン ピンクゴールドモデル表側

ピンクゴールド仕様の1815アップ/ダウンの左サブダイヤルに見えるランゲ独自のパワーリザーブ表示AUF/AB

A.ランゲ&ゾーネの世界

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