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1秒違わずスタート 特許技術の秒針位置合わせメカニズム ― ゼロリセット機構

ランゲは、もっと簡単に時刻合わせできるようにと、ゼロリセット機構を開発し特許を取得しました。この発明のおかげで、時刻合わせが素早く正確にできるようになりました。リューズを引くとテンプが停止して、秒針が一気にゼロ位置に戻る機構です。
この二つの機能の連動により、時分がセットされた瞬間に、秒針もゼロに戻って新たに正確な時を刻み始めます。こうして、基準とする時計あるいは時報と正確に同期できるのです。

ゼロリセット機構

Display: Convenient time-setting. The zero-reset mechanism. Under a transparent representation of the RICHARD LANGE JUMPING SECONDS the zero-reset mechanism is shown and correctly positioned. After removal of the watch outlines, the operation of the mechanism is shown several times from different perspectives. The zero-reset hammer strikes the heart cam and drives it, together with the seconds hand, to the zero position. The mechanism finishes by turning to the rear-side view. Individual components are named.

それを可能にするのは複雑に作用しあうレバーのメカニズムで、その最後にあるゼロリセットレバーが、ハート型のディスク (ハートカム) を押すようになっています。ハートカムがついているのと同じ軸に、秒針が取り付けられています。ハートカムがゼロリセットレバーに押されて初期位置まで回転すると、それに伴って秒針も同時にゼロに戻る仕組みです。リューズを押し込むと、再びムーブメントが動き始め、秒針も進み始めます。

 

この機構を若干改良しより複雑になったものが1815トゥールビヨンに搭載されています。ただし、このモデルでの役割は、テンプではなくトゥールビヨンを停止することです。

1815トゥールビヨンのゼロリセット機構の概略図

1815トゥールビヨンのゼロリセット機構

A.ランゲ&ゾーネの世界

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