地球上空を周遊する月を再現
太古の昔から、人々は月が満ち欠けする姿に魅せられてきました。月が地球の周りを回っており形と大きさを少しずつ変えるように見えるだけだということを、私たちはずいぶん前から知っているにもかかわらず、月に心酔し続けています。この月の容貌の変化は、その時々の地球と太陽の位置関係によって決まります。リヒャルト・ランゲ・パーペチュアルカレンダー“テラ・ルーナ”は、この現象を再現します。その正確さにおいて、このモデルの右に出る機械式時計はないと言っても過言ではないでしょう。
キャリバーL096.1
リヒャルト・ランゲ・パーペチュアルカレンダー“テラ・ルーナ”は、腕に着けている間は、月のことを何一つ教えてくれません。なぜなら、軌道ムーンフェイズ表示は、時計裏側のサファイアクリスタル製シースルーバックからでないと見えないためです。この表示を見れば、ムーンフェイズおよび北半球から見た月と太陽の位置が分かります。このムーンフェイズ表示は、正確に合わせて連続して作動させれば、誤差が累積して1日分に達するまでに1058年もかかるという緻密さです。