リヒャルト・ランゲ・ミニッツリピーター

リヒャルト・ランゲ ファミリー

伝統的なミニッツリピーターを超えて

リヒャルト・ランゲ・ミニッツリピーターでは、最高度の技術が求められる鳴り物機構を、伝統に倣いつつも現代にふさわしく進化させました。ケースに取り付けられたスライダーを操作すると、ハンマー打ち機構が時、正15分、分の数を打ち鳴らして時刻を知らせます。A.ランゲ&ゾーネの経験豊かな時計師たちは、50本限定のこのモデルのゴングを高価な楽器と同じように手作業で調律します。新たに開発された自社製キャリバーL122.1とスリーパーツ構成のエナメルダイヤルを、最大2気圧(水深20メートル)の防水仕様のプラチナケースに収めたこのマスターピースは、最高水準へのこだわりを満足させてくれます。

キャリバー L122.1

リピーターを作動させてサファイアクリスタルのシースルーバックからムーブメントをのぞけば、光沢研磨したハンマーが打鐘シーケンスにしたがって、ムーブメントをぐるりと囲むゴングを打つ様子をつぶさに見ることができます。ラック、カタツムリ形カム、レバー、歯車が芸術的とも言える見事な連係で、191個の部品から成るこの機構の制御を司ります。このハンマー打ち機構には、一時休止省略機能が組み込まれています。正時を打った後に正15分を打つ必要がない14分間は、普通のリピーターであれば、時を打った後、少し間を置いて分を打鐘します。この間が空くのを防止するために装備されたのが、一時休止省略機能です。

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円熟の技に個性
円熟の技に個性
A.ランゲ&ゾーネの時計が一目でそれと分かるのは、デザインと伝統要素で独特のスタイルを作り上げているからです。
ハンマー打ち機能
ハンマー打ち機能
ハンマー打ち機構は、時刻を聞き取れるようにします。ゴングが振動するのに十分なスペースを確保する必要があり、時計の動力源からハンマー打ち機構の作動エネルギーを供給しなければならないため、この機構を搭載するのは時計師たちにとって至難の業です。
二度目の正直
二度目の正直
三針時計でも、高級時計でも、A.ランゲ&ゾーネではムーブメントをすべて、二度組方式で組み立てています。

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