時間の長短を問わぬ精度
ダトグラフ・パーペチュアルは、クロノグラフとアウトサイズデイトを備えたパーペチュアルカレンダーという、2つの洗練された複雑機構を備えています。これは互いを補完し合う精密時計製造の2つの伝統的な分野、すなわち「短時間の計測」と「長期的な間隔の時間表示」に対応しています。
このタイムピースは、ゴールド750製のモデルで、グレーのダイヤルが特徴です。このクラシックなモデルに加え、厳選された特別素材によってその個性を際立たせた限定エディションも展開しています。
ディスプレイが奏でるハーモニー
二つの複雑機構は精巧に連携し、さまざまな表示を魅力的に引き立てる調和のとれたダイヤルデザインと相まって、それぞれの高い視認性を確保しています。正三角形の頂点になるのが、二つの枠に収められたランゲを象徴する12時位置のアウトサイズデイトです。9時位置のスモールセコンドおよび曜日とデイ・ナイト表示のサブダイヤル、そして3時位置の月・うるう年表示とクロノグラフのプレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンターが、ダイヤルの水平な中心軸より下方に配され、三角形の底辺を形成しています。時刻、カレンダー、クロノグラフ機能の調和のとれたインジケーターレイアウトを完成させるのが、6時位置のムーンフェイズ表示です。
クロノグラフ機能は、ランゲならではのスタイルで実装されています。伝統的なコラムホイール式の動力伝達機構は、どんな短時間計時においても、正確で確実な制御を実現できることを目指し設計されたものです。また、プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンターが、経過分数をいつでもひと目で正確に読み取ることを可能にする一方、フライバック機能により、プッシュボタンを押すだけで進行中の計時を停止し、すぐに次の計時を開始することができます。
クロノグラフが「今、この瞬間」を5分の1秒単位の精度で計時できるのに対し、永久カレンダーのメカニカルな精度は遥か未来へと広がる時に対応しています。この日付機構は、数十年間にわたり日付、曜日、月を正しく表示するようプログラムされており、うるう年であるかどうかも判別できるようになっています。グレゴリオ暦の規定により、うるう年が省略される2100年3月1日には、カレンダー表示を1日分修正する必要があります。
ムーンフェイズ表示も、このレベルの長期的な精度を十分に満たし、連続して稼働し続けた場合でも、122.6年後の実際の月齢との誤差はわずか1日です。
卓越した時計製造の芸術性
クロノグラフ機構と永久カレンダーを個別に調整することだけでも、すでにかなりの難題ですが、この2つの複雑機構を1つの時計に組み込み、互いに調和させなければならないとなると、その難易度は飛躍的に高まります。この困難なミッションを成し遂げるのに不可欠な最上級の技術的専門知識と卓越した職人技を誇るのが、ランゲの時計師たちです。
キャリバーL952.1
バランスの取れたデザインと職人技が光る仕上げは、時計の内部へと続いています。手巻きキャリバーL952.1は、556個の部品で構成されていますが、カレンダー機構だけでそのうちの223個もの部品が使用されています。さまざまな素材を丹念に組み合わせ、伝統的な仕上げ技法を駆使することで、艶やかな色彩のハーモニーを奏でています。これにより、二度組みされた自社製ムーブメントが、まさに宝石のような輝きを放つタイムピースへと昇華しています。
サファイアクリスタルのケースバックを覗くと、クロノグラフ機構が魅惑的なその姿を見せてくれます。このクロノグラフ機構は、すべての切り替え機能を連動させる伝統的なコラムホイールによって制御されます。そのために、さまざまなロッキングレバーや切替レバーがこのホイールと噛み合っています。この特殊なダイヤルデザインには、レバーをかなり長くすることが求められます。それによって、アウトサイズデイト機構のための十分なスペースを確保し、下方に移動されたサブダイヤルまでの長い動力伝達経路にも対応させているのです。
サクソニア ファミリーのモデル
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