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リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド

リヒャルト・ランゲ ファミリー

リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド Ref. 252.029

1秒間隔の精度

リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンドは、卓越した精密機構と優れたデザインのレギュレータースタイルのダイヤルを一つにし、三つの時間単位のうち最も小さな単位である「秒」にスポットライトを当てた、技術的な精巧さと美しさを併せ持つモデルです。このモデルには、動力制御メカニズム、ジャンピングセコンド機構、ゼロリセット機構という、互いに完璧に引き立て合う三つの機構が初めて搭載されました。そのため、このタイムピースは、歩度精度と視認性の高さにおいて模範的な存在です。

リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンドは、ブラックダイヤルを備えたホワイトゴールド750製モデルと、ピンクゴールド750製ダイヤルを備えたホワイトゴールド製100本限定モデルをご用意しています。

歴史からインスピレーションを受けた印象的なダイヤル

リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンドは、レギュレータースタイルのダイヤルに、卓越した幾何学的な表示を備えています。すべての時刻表示は三角形に配置されています。中央に配置された最も大きな円は秒を表示し、その下にある二つの小さな円は時間と分を示します。 

この特徴的な配置は、18世紀後半のドイツで精密時計製造の基礎を築いた天才時計師、ヨハン・ハインリッヒ・ザイフェルトが製作した「クロノメーターNo. 93」からインスピレーションを得ています。

さらに、パワーリザーブ残量が10時間を切ると、時表示サークルと分表示サークルが交差する部分にある小さな三角形表示が赤に変わり、時計を巻き上げる必要があることを知らせます。

完璧に組み合わされた三つのメカニズム

リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンドには、動力制御メカニズム、ジャンピングセコンド機構、ゼロリセット機構という、互いに完璧に引き立て合う、画期的な三つの機構が初めて搭載されました。 

動力制御メカニズムは、完全に巻き上げた状態でも、ほとんど巻き上げられていない状態でも、機械式時計のテンプに一定のエネルギーを供給します。これによって、優れた歩度精度が実現されます。必要なエネルギーを供給するため、香箱は、1秒間に一度、一瞬だけ解放されます。この一定の動力供給は、1分間に正確に60回発生し、秒針をジャンプさせるのにも使われます。

ゼロリセット機構の複雑に作用しあうレバーのメカニズムにより、リューズを引き出すとテンプが停止し、秒針が瞬時に帰零します。これによって、1秒単位での正確な時刻合わせが可能になります。サファイアクリスタルのケースバックからは、こうした三つの機構が織りなす精緻で調和のとれた動きを鑑賞することができます。リューズを通常位置に押し込むと、秒針が輪列と連動し、テンプが外れて瞬時に再び動き出します。

ムーブメントL094.1

390個の部品で構成される手巻きムーブメント「キャリバーL094.1」にも、他のタイムピースと同様に、一旦組み立てたムーブメントを分解し再度組み立て直す「二度組み」が施され、数々の伝統的な要素が散りばめられています。動力制御メカニズムのルモントワール・スプリングとヒゲゼンマイは、共に自社で製造されているため、ムーブメントと最適な組み合わせができます。すべての部品の精巧な仕上げは、職人技の完璧さを追求するマニュファクチュールの高い基準に準拠しています。 

サファイアクリスタルのケースバックからは、ハンドエングレービング入りテンプ受け、ビス留め式ゴールドシャトン、ブルースクリュー、装飾と研磨技術で美しく仕上げられ、素材の特性を生かした洋銀製の4分の3プレートなど、ランゲならではの品質の証を象徴する構成美を堪能できます。

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三角形の美学
三角形の美学
時計製作の世界では同心円状での配置を考えるのが一般的ですが、ランゲは三角形を基礎とするデザイン原理を用いて製品開発を行っています。
ジャンピングセコンドの仕組み
ジャンピングセコンドの仕組み
ジャンピングセコンド機構を搭載した時計なら、時刻をいつでも間違いなく読み取れます。それは、長い秒針が1分間にちょうど60回、歯切れ良く進むからです。
ゼロリセット機構
ゼロリセット機構
ゼロリセット機構により、リューズを引き出すとテンプが停止し、秒針が瞬時に帰零します。

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