時間との競争
ダブルスプリットは、ダブルラトラパント機能を搭載する初めての機械式クロノグラフです。クロノグラフ針2本とラトラパント針2本が付いています。この2組の針はそれぞれ、別々に停止できます。さらに、停止した2本のラトラパント針は、動き続けるクロノグラフ針に再び追いつきます。こうして、機械式時計で30分までのタイムの比較と中間タイムの計測を行うことができます。
キャリバー L001.1
ケース右側の上のボタンはクロノグラフ針のスタート・ストップ用で、下のボタンはリセット用です。クロノグラフ針が動いている間に下のボタンを押すと、フライバック機能が作動します。この1つの操作で、針をストップ・リセットし、新たに計測をスタートできます。ケースの左側にあるボタンを押すと、ラトラパント針が停止して、最初のラップタイムを読み取ることができます。ラトラパント針は通常クロノグラフ針の下に隠れて動いているため、停止した時に初めて見えるようになります。そして同じボタンをもう一度押すと、ラトラパント針がクロノグラフ針に追いついて、再び一緒に動き始めます。