精度の向上
トゥールビヨンは、発明から200年以上を経た今でも、精巧な時計作りの真骨頂と見なされています。ランゲが2008年に発表した特許技術ストップセコンドは、トゥールビヨンの動きを止めて時刻合わせできるようにした画期的な技術です。そして1815 トゥールビヨンで、その技術がさらに進化しました。ゼロリセット機能を搭載したこの時計のリューズを引き出すと、秒針が一気にゼロ位置に戻ります。そのため、時計を秒単位の正確さで再び始動させることができるのです。
キャリバー L102.1
1815 トゥールビヨンは、A.ランゲ&ゾーネが初めてトゥールビヨンにストップセコンド機構と秒針位置合わせのためのゼロリセット機構を同時に搭載した時計です。レイルウェイ風の分目盛り、アラビア数字、青焼きした針があしらわれ、センター部分が一段低くなっているダイヤルは、1815ファミリーに共通のデザインです。